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女子もオープンにエロを発信する時代。 元気でハッピーなエロライフを 16人の女性に聞きました。
女性の欲望を世の中へと発信する、官能作家

大泉りか(46)作家、ライター
『ファック・ミー・テンダー』で作家デビュー。現在は、女性向けルポやエッセイを中心に執筆中。
『ファック・ミー・テンダー』で作家デビュー。現在は、女性向けルポやエッセイを中心に執筆中。
―性に興味を持ったのはいつ頃ですか?
小学2年生の頃にはすでにオナニーをしていました。今でも覚えているのが、当時ある本を読んでいたら、その年に富士山が噴火するという記事があったんです。そのとき私は母親と二人で、母の実家がある富山県に帰省していました。もし富士山が噴火したら、東京に残った父親の身が危ない。そう考えて、オナニー断ちをしたんです。オナニーをやめるから、どうか噴火しないでくださいと。当然、富士山は噴火せず、私は父親どころか日本を救ってやったと、幼いながらに誇らしげでしたね。
小学2年生の頃にはすでにオナニーをしていました。今でも覚えているのが、当時ある本を読んでいたら、その年に富士山が噴火するという記事があったんです。そのとき私は母親と二人で、母の実家がある富山県に帰省していました。もし富士山が噴火したら、東京に残った父親の身が危ない。そう考えて、オナニー断ちをしたんです。オナニーをやめるから、どうか噴火しないでくださいと。当然、富士山は噴火せず、私は父親どころか日本を救ってやったと、幼いながらに誇らしげでしたね。

―作家・ライターとして活動するようになった経緯を教えてください
大学時代、あるSMショーのモデルを引き受けたことがきっかけで、裸になる仕事を多くいただきました。当時は本当に脱ぎ散らかした青春を送っていましたが、実は出版業界とのつながりができたのもこのころ。そういう現場には、エロ本の取材で風俗系雑誌の編集者やライターがよく訪れるんですよ。そこで知り合った編集者づてに執筆の仕事をもらい、夫が勤務する会社の上司とセックスをしてしまった熟女という記事を寄稿。初めて原稿料をいただいたときは、嬉しかったですね。
大学時代、あるSMショーのモデルを引き受けたことがきっかけで、裸になる仕事を多くいただきました。当時は本当に脱ぎ散らかした青春を送っていましたが、実は出版業界とのつながりができたのもこのころ。そういう現場には、エロ本の取材で風俗系雑誌の編集者やライターがよく訪れるんですよ。そこで知り合った編集者づてに執筆の仕事をもらい、夫が勤務する会社の上司とセックスをしてしまった熟女という記事を寄稿。初めて原稿料をいただいたときは、嬉しかったですね。

―作家・ライターとして、世の中に何を伝えたいですか?
私、変態が好きなんですよ。かつて脱ぎ仕事をしていたときも、そこに集まる人たちの変態的な嗜好を見るのが大好きで。変態といってもさまざまで、アフリカ部族のペニスケースをつけて踊り狂う白人もいれば、酔っ払ってパンツも履かずに寝ている私のスカートを、そっと直してくれる紳士な変態もいる。今、ライターという仕事に専念しているのも、いろんな女性の性癖や本音を聞くのが楽しいからなんです。ただそうして話を聞くと、最後にありがとうとお礼を言ってくれる女性が、意外にも多い。きっとみんな、普段はエロい話がしづらいんだと思います。でもエロいって別に悪いことじゃないし、エロが好きな女性はたくさんいるはず。だから、私が作家としてそういった女性の欲望を発信し、みんなが生きやすい世の中にできたら嬉しいです。
私、変態が好きなんですよ。かつて脱ぎ仕事をしていたときも、そこに集まる人たちの変態的な嗜好を見るのが大好きで。変態といってもさまざまで、アフリカ部族のペニスケースをつけて踊り狂う白人もいれば、酔っ払ってパンツも履かずに寝ている私のスカートを、そっと直してくれる紳士な変態もいる。今、ライターという仕事に専念しているのも、いろんな女性の性癖や本音を聞くのが楽しいからなんです。ただそうして話を聞くと、最後にありがとうとお礼を言ってくれる女性が、意外にも多い。きっとみんな、普段はエロい話がしづらいんだと思います。でもエロいって別に悪いことじゃないし、エロが好きな女性はたくさんいるはず。だから、私が作家としてそういった女性の欲望を発信し、みんなが生きやすい世の中にできたら嬉しいです。
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