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女子もオープンにエロを発信する時代。 元気でハッピーなエロライフを 16人の女性に聞きました。
エロくない体と、エロい体験をさらけ出す
ユキちゃん(32)会社員
NATURE DANGER GANGのMC。自身に起こったエロい体験や、日常をブログに綴っている。
―性に興味を持ったのはいつ頃ですか?
 幼稚園の頃からオナニーは習得していたし、友だちとリカちゃん人形で夜這いごっことかもしていました(笑)。家族もみんなお笑い好きだったので、下ネタには寛容な家庭。だからなのか、エロいことが恥ずかしいという認識があんまりなくて、むしろおもしろいことだと思っていました。小中学生になってからは、アイデンティティーの確立を意識するようになったんです。男子にとって、エロい話ができて下ネタで一緒に笑える女子というポジションが楽しかったし、そういう話をするのも好きでした。
―どうして上裸でライブをしようと思いましたか?
 音楽イベントで出会った人に、女性メンバーが抜けるからと誘われてNATUREDANGER GANGというバンドに入りました。前の女性メンバーは、星条旗柄のハイレグに革ジャン姿でライブ中暴れ回っていたので、それ以上の衝撃を与えようと考えた結果、上裸になっていましたね…。自分のおっぱいはエロくないと思っていたので、抵抗もありませんでした。でも、ライブでおっぱいを出すことって、嫌な人は嫌だし、不快な思いをさせてしまっている可能性があることは忘れちゃいけないと思っています。
―バンド活動の一方で、ブログを書くようになったきっかけは?
 大学時代に出会い喫茶に行ったことです。マンガ喫茶みたいな場所なんですけど、マジックミラーになっていて、男性は反対から見て気に入った女の子がいたら指名をする。そこであらゆる男性の性欲を間近で見る経験をしました。男性がこんなにも性欲にお金を払っていることに、ショックを受けましたね。でも同時に、このエロのエネルギーを砕いて発信できたらおもしろいなって思いました。もともと文章を書くのが好きだったので、今でも日常で起こる情けなくて愛おしいエロい話をブログに残しています。一番忘れられないのは「今世紀最悪のSEXの話」。自分のアソコが臭いことを初めて知った日の話です。書いたときは公開することに多少抵抗がありましたが、思い切って投稿してみると、反響も多くて。こういう話って、女の子はなかなかできないと思うんです。でも、私が書くことで、こんな人もいるんだと思ってもらえたら嬉しいですね。
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