綾瀬麻衣子（51）元SOD女子社員、AV女優
SODの宣伝部に中途入社し、現在は業務委託にてSODのエロを広めるために活動。1991年に沢口まりあとして、2019年にSOD女子社員として2度のデビューを果たした現役AV女優。

―AV女優引退後、AV業界に戻った経緯を教えてください
　2018年にSODの宣伝部に中途入社して、ＡV業界に戻ってきました。一社員として勤務していたのですが、元AV女優だと知っていた社長にAV出演の相談を受けたんです。私は当時46歳、体を曝け出すことへの葛藤がありました。でも19歳の娘が「すごいね、いいじゃん」と言ってくれて、出演を決意したんです。再デビュー後は、役柄も熟女ものに。娘の彼氏とセックスする役で、「私、もう生理こないから中出ししていいよ」というセリフがあったときは、こんなこと言っていいの〜⁈って驚きました。熟女ものって本当に寝取り寝取られ役が多いんです。若いうちはこういう役に対して、何も思わなかったんですけど、大人になり母になると演じるときに迷いが出る。この作品を観て、若い子たちがやってもいいことだと勘違いしたらどうしようとかって心配が尽きないんです（笑）。だから、声を大にして言いたいことは、AVはファンタジーだということ。それを分かった上で夢見てくださいね。

―SODの業務委託では、どんな活動をしているのでしょうか
　SOD作品を世界に広めるためにSNSの管理やイベントのお手伝いなど、宣伝に関わるお仕事をしています。その中でも力を入れているのは、SOD女子社員宣伝部のXアカウントでの、AV女優紹介。私はAV女優の道を選ぶことは大きな挑戦だと思っていて、なるからにはそれぞれが強い思いを抱いていると感じているんです。だから、単に作品を宣伝するのではなく、なぜこの業界に来たのかというパーソナルな部分をできるだけ理解した上で、彼女たちの魅力を発信しています。この仕事にやりがいを感じているのは、私もAV女優で彼女たちの気持ちが分かるからかもしれません。AV人生ってそう長くはなくて、続けたくても撮ってもらえない子もいるし、結婚や出産で諦める子もいる。私も１回目はスーッと辞めちゃったし、この年齢になって女性として人生をもっと楽しんでおけば良かったと後悔することもあります。だからこそ、SODの女の子たちにはぜひ有名になって、自分で納得できるAV人生を歩んでほしいんです。

―SOD作品の魅力を教えてください。
　表現の幅の広さと自由度は業界一です。たとえば、ナースが下のお世話もやってくれるとか、日常から起こるクレイジーな作品もあれば、泣ける恋愛ものや女性向けのシルクラボシリーズもある。そんなSOD作品を私は「笑えるエロ」だと感じています。SODの作品を観てオナニーをすると、どんなに疲れ切っていても、人生っていいなって元気が湧いてくるんです。そうなれるのは監督のこだわりが詰まったSOD作品ならでは。AV撮影ってセックスシーン以外でも、セリフのトーンや小物の配置など想像を遥かに超える演出があるんですよね。サンプル動画一つとっても、監督さん自身が全編のAVをシコりながら選定していることも。こんな風にさまざまな方が全身全霊を捧げているAV撮影の裏側を想像すると、一つの映画を観るような気持ちでSOD作品を楽しむことができるはずです。いろんな性癖に刺さるものがSODにはあるからこそ、自分だけの最高の１本を見つけてほしいです。

―これからもSODの宣伝をする上で、綾瀬さんの目標は？
　SODに女の子のファンを増やしていくこと。そのためにはまずAV女優さんに注目してほしいです。AV女優ってAV業界のスターたちなんですよ。長く活躍している方は、本当にかわいいし美しいし、もちろんエロい。ただそれだけではなく、ユーザー様に、ありのままの姿を見せ続ける心意気が凄いんです。だから、彼女たちの生き様を感じてほしい。AV女優を入り口に、SODの作品、SODという会社そのものが愛されるようになったら嬉しいです。ちなみに私もSOD作品に出ているので、ぜひ観てみてくださいね。