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Z世代(Z)と生産者(P)に普段の活動や食について会話していただきました。
Z×P会話
右:磯沼杏(29)酪農家
東京都八王子市にある山田駅から徒歩10分に位置する磯沼ミルクファームを営む。牧場を解放しながら、工房ではこだわりの乳製品を製造中。
左:怠田ユニ アイドル
電子の戦士をテーマに、さまざまな電子音楽を発信中。完全セルフプロデュースのもと2022年10月にソロデビューを果たした。
磯沼杏さんが、酪農家として大事にしていることはなんですか?
磯沼杏 自分が普段食べている物の原風景を見れることは、すごく大切なことだと思います。地方では田んぼや畑が、当たり前に日常の中にありますよね。怠田さんはどちらの出身ですか?
怠田ユニ 福島県です。そういわれると地元にいた頃は、あぜ道を自転車で走ったり、おじいちゃんが家で鶏や野菜を育てたりしていました。
磯沼杏 その記憶ってすごく大事で。それがなかったら卵や野菜がどうやってできているのかは、教科書ベースでしか知ることができないと思うんですよね。
怠田ユニ 当時はおじいちゃん家の鶏が怖かったことも、今思い出しました(笑)。
磯沼杏 そうなんですよ!鶏って怖いんです。でもその感覚は生で見ないとわからなくて。さっき牧場で見た牛も、テレビで見るのと実際に見るとでは迫力が違くないですか?
怠田ユニ すごく大きくてかわいかったです。牛との距離も近くてびっくりしました! こんなに自由にしててもいいんだって。
磯沼杏 今は画面上でもリアルなものを見られるじゃないですか。これからはVRで牧場の見学や、乳搾りを体験できるようになるかもしれない。そういう時代だからこそ、よりリアルの価値が増すと思うんです。
怠田ユニ 私も同じことを感じます。今は、顔を出さずにネットで配信をするVTuberさんの人気もすごくて。でも生身の体で歌って踊って元気をあげられるのは、やっぱり3次元のアイドルにしかできないから、リアルの楽しさや良さを伝えていきたいですね。
磯沼杏 牧場にも気軽に足を運んでいただきたいです。新宿から40分で来れる八王子という身近な場所に、牧場を持てていることは私たちの強みでもあり、大切なことだと思っています。
怠田ユニ 福島県です。そういわれると地元にいた頃は、あぜ道を自転車で走ったり、おじいちゃんが家で鶏や野菜を育てたりしていました。
磯沼杏 その記憶ってすごく大事で。それがなかったら卵や野菜がどうやってできているのかは、教科書ベースでしか知ることができないと思うんですよね。
怠田ユニ 当時はおじいちゃん家の鶏が怖かったことも、今思い出しました(笑)。
磯沼杏 そうなんですよ!鶏って怖いんです。でもその感覚は生で見ないとわからなくて。さっき牧場で見た牛も、テレビで見るのと実際に見るとでは迫力が違くないですか?
怠田ユニ すごく大きくてかわいかったです。牛との距離も近くてびっくりしました! こんなに自由にしててもいいんだって。
磯沼杏 今は画面上でもリアルなものを見られるじゃないですか。これからはVRで牧場の見学や、乳搾りを体験できるようになるかもしれない。そういう時代だからこそ、よりリアルの価値が増すと思うんです。
怠田ユニ 私も同じことを感じます。今は、顔を出さずにネットで配信をするVTuberさんの人気もすごくて。でも生身の体で歌って踊って元気をあげられるのは、やっぱり3次元のアイドルにしかできないから、リアルの楽しさや良さを伝えていきたいですね。
磯沼杏 牧場にも気軽に足を運んでいただきたいです。新宿から40分で来れる八王子という身近な場所に、牧場を持てていることは私たちの強みでもあり、大切なことだと思っています。
怠田ユニさんは、どういう経緯でデビューしましたか?
怠田ユニ 最初のデビュー費用は、クラファンで集めました。磯沼さんも、クラファンをしていましたよね。
磯沼杏 クラファンってめちゃくちゃ孤独な戦いだと思うんです。成功するかも分からないし。
怠田ユニ 確かに。私は最初、直接的にお金を支援してもらうことに、あまりいいイメージを持っていませんでした。でも好きなアーティストがクラファンで費用を集めていたときに、応援したい!って素直に思ったんです。
磯沼杏 私たちのクラファンでも、小さい頃に遊びに行ったとか、近所でよく見てます!などの温かいコメントがたくさんあり、地域の方からの愛を感じましたね。
怠田ユニ どんな形でも、やりたいことを真摯に伝えられたら全然生々しくないですよね。私も、たくさんの人の応援でデビューすることができて、本当に嬉しかったです!
磯沼杏 その思いに応えるためには、何が求められているのかを考える必要があると思っていて。そこで見出したのが、不変的な豊かさの象徴としての牧場でした。オープンファームとして、身近な場所で牛に癒されたり、その場で乳製品を味わったりしながら、牧歌的だなと心と体で感じてもらいたいですね。
怠田ユニ まさに感じました。私もアイドルとして、ライブを見て楽しんでもらったり、チェキを撮って交流したり、元気をあげられる存在でありたいです。私はセルフプロデュースなので、レコーディング代も一人で負担するし、グッズのデザインや、事務作業もすべて自分でやっていて。すごく大変だけれど、その分本当にやりたいことができています。
磯沼杏 セルフプロデュースって大変ですね…。ただかわいいだけじゃできない。疲れたときは、新鮮な乳製品や牛と一緒にお出迎えします! いつでも来てくださいね。
磯沼杏 クラファンってめちゃくちゃ孤独な戦いだと思うんです。成功するかも分からないし。
怠田ユニ 確かに。私は最初、直接的にお金を支援してもらうことに、あまりいいイメージを持っていませんでした。でも好きなアーティストがクラファンで費用を集めていたときに、応援したい!って素直に思ったんです。
磯沼杏 私たちのクラファンでも、小さい頃に遊びに行ったとか、近所でよく見てます!などの温かいコメントがたくさんあり、地域の方からの愛を感じましたね。
怠田ユニ どんな形でも、やりたいことを真摯に伝えられたら全然生々しくないですよね。私も、たくさんの人の応援でデビューすることができて、本当に嬉しかったです!
磯沼杏 その思いに応えるためには、何が求められているのかを考える必要があると思っていて。そこで見出したのが、不変的な豊かさの象徴としての牧場でした。オープンファームとして、身近な場所で牛に癒されたり、その場で乳製品を味わったりしながら、牧歌的だなと心と体で感じてもらいたいですね。
怠田ユニ まさに感じました。私もアイドルとして、ライブを見て楽しんでもらったり、チェキを撮って交流したり、元気をあげられる存在でありたいです。私はセルフプロデュースなので、レコーディング代も一人で負担するし、グッズのデザインや、事務作業もすべて自分でやっていて。すごく大変だけれど、その分本当にやりたいことができています。
磯沼杏 セルフプロデュースって大変ですね…。ただかわいいだけじゃできない。疲れたときは、新鮮な乳製品や牛と一緒にお出迎えします! いつでも来てくださいね。
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