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Z世代(Z)と生産者(P)に普段の活動や食について会話していただきました。
Z×P会話

右:近藤泰久(51)農家
千葉県松戸市で、矢切ねぎの栽培をしているカネキ近藤農園。甘くて太い矢切ねぎは、毎年数回テレピでも紹介されています。
左:Moche Le Cendrillon (23)ドラアグクイーン、現代アート作家
東京藝大先端M1 生。ジェンダーや美醜のステレオタイプを逆説的に表象、解体するための作品を制作。近年はドラァグクイーンとしても活動中。
カネキ近藤農園さんのホームページ、すごくしっかりしていますね!
近藤泰久 今までは市場出荷をメインにしてたんだけど、4年前にホームページを作ったのがきっかけで、日本中から注文が来るようになった。帯広とか八丈島、沖縄は毎年注文が来るね。
Moche Le Cendrillon 私はホームページの「矢切ねぎにも生命があることを常に肝に銘じる」って言葉がすごくかっこいいなって思いました。自分が所属している美術やクィアのコミュニティだとヴィーガンの人も多くて。普段から生命倫理の問題等を考える機会があります。
近藤泰久 ネギは僕にとっての子どもでもあるね。子どもって、背が高かったり低かったり、性別なんかも親が決めることはできないでしょ。ネギも育てていくと太かったり、細かったり、ひん曲がったりする。同じように種を蒔いて、肥料をあげても、まったく一緒のネギにはならない。でもだからこそ、少し育ち方が変わったら超A級のネギになるかもしれない。ネギにも生命があることを心に留めて、育てているよ。
Moche Le Cendrillon すごくわかります! 私は作品のテーマが自分の身体、容姿のコンプレックスから始まっていて。自分がクィアということに気づき、社会で自分の存在を定義していくカルチャーに興味を持ちました。自分がドラァグクイーンをすることで、まだ多くは知られていないセクシュアリティや、ジェンダーアイデンティティに関する表現を周知したいと思っています。
近藤泰久 いいですね。農家には後継者不足の問題もあります。ネットでの販売も、多くの人にネギの魅力を伝えたいと思って始めたし。去年から「極 矢切ねぎ」っていう厳選した究極のネギも作っていて。ネギの魅力を通して、少しでも後継者不足の解消につながればいいなって思っているよ。
Moche Le Cendrillon 私はホームページの「矢切ねぎにも生命があることを常に肝に銘じる」って言葉がすごくかっこいいなって思いました。自分が所属している美術やクィアのコミュニティだとヴィーガンの人も多くて。普段から生命倫理の問題等を考える機会があります。
近藤泰久 ネギは僕にとっての子どもでもあるね。子どもって、背が高かったり低かったり、性別なんかも親が決めることはできないでしょ。ネギも育てていくと太かったり、細かったり、ひん曲がったりする。同じように種を蒔いて、肥料をあげても、まったく一緒のネギにはならない。でもだからこそ、少し育ち方が変わったら超A級のネギになるかもしれない。ネギにも生命があることを心に留めて、育てているよ。
Moche Le Cendrillon すごくわかります! 私は作品のテーマが自分の身体、容姿のコンプレックスから始まっていて。自分がクィアということに気づき、社会で自分の存在を定義していくカルチャーに興味を持ちました。自分がドラァグクイーンをすることで、まだ多くは知られていないセクシュアリティや、ジェンダーアイデンティティに関する表現を周知したいと思っています。
近藤泰久 いいですね。農家には後継者不足の問題もあります。ネットでの販売も、多くの人にネギの魅力を伝えたいと思って始めたし。去年から「極 矢切ねぎ」っていう厳選した究極のネギも作っていて。ネギの魅力を通して、少しでも後継者不足の解消につながればいいなって思っているよ。

「極 矢切ねぎ」はどのような部分が極なのですか?
近藤泰久 腕くらい太いんですよ。今、畑が15箇所ぐらいあるんですけど、その中で2箇所ぐらい、自然環境や日照時間、降雨量などが偶然マッチして、異常に育ちが良い畑があるんです。普通はすぐ収穫したいところを我慢して、もう1回肥料を与えて育てる。1か月くらい経ったら、その中からさらに厳選して、極太の矢切ねぎに「極」の名前を授けています。かなり苦労して育てた分、収穫が一番楽しいですね。
Moche Le Cendrillon ドラァグクイーンは出来上がった野菜として前に出ている状態ですね。みんなが見るのは、きれいに整った姿だから。裏にある苦労や、逆に楽しい部分とかやりがいのある作業はなかなか伝わらない。つけ爪を1個作るために、延々とラインストーンを貼る作業も、化粧をする時間も楽しいんです。きれいに全身そろって初めて商品になるし、そこまでの工程が一番のやりがいだから、すごく共感します。
近藤泰久 お互い活動は違うけど、作品を作るという意味では同じアーティストだよね。
Moche Le Cendrillon そうですね。自分たちの居場所を守って広げていく意味でもドラァグクイーンは今後も続けていきたいし、作品を通して自分の考えを発表したい。近藤さんは今後、ネギ農家はどうなっていくと思いますか?
近藤泰久 一つ、やらざるを得なくなる不安があると思っていて。昔は夏もネギを出荷してたんだけど、年々夏の気温が上昇していて、ネギが出荷前の箱詰め段階で腐ってしまうことがあったんだよね。もしかしたら夏はネギが全滅しちゃうかもしれない。そうなったらパパイヤを作るしかないかな。
Moche Le Cendrillon 「極 矢切パパイヤ」作りましょう!
Moche Le Cendrillon ドラァグクイーンは出来上がった野菜として前に出ている状態ですね。みんなが見るのは、きれいに整った姿だから。裏にある苦労や、逆に楽しい部分とかやりがいのある作業はなかなか伝わらない。つけ爪を1個作るために、延々とラインストーンを貼る作業も、化粧をする時間も楽しいんです。きれいに全身そろって初めて商品になるし、そこまでの工程が一番のやりがいだから、すごく共感します。
近藤泰久 お互い活動は違うけど、作品を作るという意味では同じアーティストだよね。
Moche Le Cendrillon そうですね。自分たちの居場所を守って広げていく意味でもドラァグクイーンは今後も続けていきたいし、作品を通して自分の考えを発表したい。近藤さんは今後、ネギ農家はどうなっていくと思いますか?
近藤泰久 一つ、やらざるを得なくなる不安があると思っていて。昔は夏もネギを出荷してたんだけど、年々夏の気温が上昇していて、ネギが出荷前の箱詰め段階で腐ってしまうことがあったんだよね。もしかしたら夏はネギが全滅しちゃうかもしれない。そうなったらパパイヤを作るしかないかな。
Moche Le Cendrillon 「極 矢切パパイヤ」作りましょう!

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