ヒコロヒー（33）お笑い芸人
1989年、愛媛県出身。松竹芸能所属のお笑い芸人。切れ味鋭いひとりコントが武器。冠番組のテレビ朝日「キョコロヒー」ではMCを務め、バラエティー番組を中心に多数出演。コラム連載や、初エッセイ『きれはし』が話題となり、その文才にも注目を集める。

アメリカンスピリットは、燃焼時間が長いから、長く吸えるんです。ほかの連中が2~3本吸っている間に、1本で済む。その分高いけど、お酒にも合うし気に入っています。加熱式タバコも吸うけど、やっぱり吸っている感のある紙タバコがいい。

神様みたいな存在の笑福亭鶴瓶師匠が使っていた財布を、お下がりでいただきました。元は奥様からもらったという大切な財布。一生大事にすると決めています。分身だと思っているので、床に置くとかは、申し訳ない気がしてできないですね。

SHIROのハンドクリームはホワイトリリーの香り。香り物が好きだけど、わざわざ現場で香水をつけて匂いを振り撒きたいとかは思わないんですよ。だから、とにかくいい匂いだけど、さりげないっていうところが良くて持ち歩いています。

バスの運転手の主人公のなんてことのない日常が好き。主人公は実は詩人で、主婦である奥さんはアーティスト。どんな職業であっても、ちょっとした才能を秘めている気がする。常に好きな映画で、暇なときに娯楽として見ています。

タバコもコーヒーも好きだから、オーラルケアは大切。日本人は意外とやらないけど、歯のフロスはやった方がいい。ビックカメラで適当に買ったものだけど、持ち運びにも便利だし、フロスの部分がひらベったくなってて使いやすいですね。

ラベル別にして、ネタ・その日の出来事・仕事であった人などを書いています。ノートにいろいろ書くのは、昔からの習慣。スマホのメモだと連絡が途中で来ると意識が飛んじゃうし、ノートは空き時間にサラっと書くのにいいです。

地元にいた先輩、ミホさんのタバコの吸い様がかっこよくて、タバコを吸い始めたんですよ。昔はお金がなくて貧乏だったし、辞めたいと思うときもあったけど、無理でしたね。結局好きなんですよ。仕事終わりの1本って、最高じゃないですか。仕事終わりのビールがうまいのと一緒で、大袈裟なことではないんですけど、がんばったらタバコもうまい。ネタを書くときも、タバコを吸える喫茶店を探して書いています。タバコを吸っているから、はかどるっていうわけじゃないんですけどね。ないと落ち着かない。今の時代、タバコを吸うキャラは珍しいし、少しは仕事につながりそうな気もするけど、そんな理由で吸っているわけじゃないんですよ。タバコを吸うことが、普通になっているだけなんです。それでも、喫煙所でタバコを吸っているとき、「応援しています」と声を掛けられると嬉しいですね。タバコを吸っている＝ヒコロヒーで覚えてもらうことが多いんです。