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笑顔は世界共通言語! いろいろな方に一番笑える名作映画を語ってもらいました
整うの新境地! サウナのような中毒性がある、笑えるサメ映画編
新宅加奈子(27)美術家
大学生の頃から映画にハマる。ホラーは苦手だが友人のすすめでB級映画を見始めたのがきっかけとなり、サメ映画に魅了される。趣味は水辺のあるキャンプへ行くこと。
この時間は何なんだ? ボロボロのCGと棒演技はまさにレジェンド級
 初めて観たサメ映画で、パッケージで話をイメージしていたら「全然ちゃうやん!」って思わず笑ってしまった作品。サメの出番が少ないものが多い中、開始分半でおもちゃみたいなサメが女性を食べちゃうんです。途中何回も「私は何を観ているんだろう」と不思議な気持ちになりました。設定もナチスとか生物兵器とかを入れながら全く深掘られず、フラグかと思いきや回収されずに終わる。全く笑えないギャグとボロボロのCG、頼みの綱のはずの役者は棒演技で全てがレジェンド級。フランケンジョーズが途中、何の前触れもなく陸に上がって暴れるんです。ラストシーンでは海とか関係なく草むらで最終決戦が始まる。ストーリーは見ての通りクソなのですが、これを全力で作った人の労力を考えると、日々の疲れや悩みがどうでもよくなる。精神デトックス効果がありますね。
動き全てがかわいすぎる。最強のサメに癒される至福の90分
 頭が増えるサメシリーズの最新作で、とうとうサメの頭が個になりました。パッケージに「その恐怖ケルベロス二匹分」って書いていて、チープなセンスにまずひと笑い。この映画の魅力はサメがとにかくかわいいところ。海で泳いでいる姿を上から撮影したシーン。水の上をさまよう姿がもみじ饅頭にしか見えなくて。このぬいぐるみがあったら絶対買っちゃう。陸に上がって襲うときも、6頭あるうち4頭を足にして歩くんですよ。両サイドのサメは人権がないのか?とついツッコミを入れてしまいます。途中、サメに襲われないように、一番高い灯台に逃げ込む。これで安心かと思った矢先、シックスヘッド・ジョーズは自分の頭をミサイルのように発射して攻撃してくるんです。どこに逃げても無駄で、確実に殺してくる。まさに最強の強さとかわいさを兼ね備えた究極の癒し映画。
謎の達成感! 霊界で起こるカオスなバイキングフルコース
 開始30分はサメが出てこなくて、メインの戦闘シーンは1分しかない。観終わったあとは「観てやったぞ!」と例えようのない達成感をくれる作品ですね。作中で海外版コックリさんみたいなゲームが出てくるんですが、霊体のサメがそれを使って「腹ペコ…」って主人公たちに訴えてくるんです。霊体のくせに腹減るのか!と序盤からギア全開で攻めまくり。サメが人を食べるシーンは、効果音がクッキーを食べるときのサクサク音。逃げ惑う人たちは全然走っていないし、逆に心配になります。最終決戦は主人公の亡父とサメが霊界で一対一のガチンコ勝負。お父さんは気功を具現化したような円で士気を高め、サメは口から火の玉を出して攻撃と、やりたい放題。ムシムシのサウナのようなボケに耐え切った先の「整う」に出会えたあなたは、きっとサメ映画中毒になるはず!
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