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笑顔は世界共通言語! いろいろな方に一番笑える名作映画を語ってもらいました
インドの文化や笑いに触れる、コメディートリップツアー 。笑えるインド映画編
金田彩花(35)インドメディアコーディネーター
インドのデリーに5年半在住。映像制作・イベント制作をおこないながらインド映画への日本人俳優キャスティング・コーディネーションを担当。現在はタイ在住。
インドの文化と宗教に触れる名作コメディー
 宇宙からインドにやってきた、見た目は同じ人間だけど知識がないPK。彼は盗まれた宇宙船のリモコンを探し回るのですが、いろんな疑問にぶち当たるんです。女性の民族衣装であるサリーを間違って着て笑われたり、ガンジーが描かれているチラシをお札だと勘違いして買い物しようとしたり、とにかく破天荒。インドは多宗教で、人によって信じる神様が違うんですよ。リモコンを探すとき、みんなに「神様に聞け」って言われるけど、どの神様に聞いたらいいのか全然わからないんです。世界中で起こっている宗教の盲信的な部分に対する批判が、PKを通して見事に描かれています。音楽やダンスもあり、最後はホロりと涙してしまう名作コメディー。インド映画を知らない人でもきっと楽しめるはず。
ハエに生まれ変わっても戦う輪廻転生アクション
 主人公には好きな女の子がいるんだけど、悪質な実業家もその子が好きで。序盤でそいつに主人公が殺されてしまうところから物語が始まるんですよ。早々過ぎて、えー!って。インドでは輪廻転生の考えがあって、主人公はハエに生まれ変わるんです。ハエってインドでも害虫扱いで、残飯に寄るからケチな人のことをを「マッキーチュース」と呼んでさげすむほど。そんなハエの姿で悪質な実業家から女の子を守るべく、綿棒をベンチプレスみたいに持ち上げて体を鍛えるんですよ。殺虫剤に負けないようにゴーグルもつけて、その奮闘する姿が真面目だけどクスって笑える。ハエのダンスシーンもよくて、ツッコミながら楽しめるし、途中から主人公のハエに感情移入して「がんばれ!」って応援しちゃうはずです。
インドの若者が繰り広げる青春ストーリー
 インド版『オレンジデイズ』。恋愛や夢、家族のことに悩む4人の高校生が繰り広げる青春ストーリーで、今まで50回くらいは観ましたね。真面目な主人公がやんちゃな友だち3人組からトレッキングに誘われて遊びに行くんですが、4人のドタバタ劇がおもしろい。絡んできたヤンキーから逃げるために、マサラの粉を投げると関係のないお客さんにかかっちゃうんですよ。逃げ惑う真剣な表情も滑稽で。インドってまだまだお見合い結婚が多いんですけど、「自由恋愛したいよね」ってセリフが印象的でした。やんちゃな友だちも自由恋愛するって言っていたけれど、数年後にはお見合い結婚している。割と共感しやすい内容で、若いときの気持ちの移り変わりや、結婚式の様子も派手に描いているのが見どころですね。
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