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笑顔は世界共通言語! いろいろな方に一番笑える名作映画を語ってもらいました
単純明快で おバカな展開が愛しい! 笑えるアニメ映画編
イワクラ( 32 )お笑い芸人
2012年にお笑いコンビ「蛙亭」を結成。独特な感性が生み出す狂気溢れるネタが特徴的。 2021年にはキングオブコント決勝に進出。公式YouTube「蛙亭のケロケロッケンロール」は登録者数16万人を突破し話題に。
たくさんの人を笑わせるしんちゃんは私の憧れの存在なんです
 10歳くらいのときに初めて観た作品で、すごく影響されました。そのせいでよくお尻を出したままブリブリ歩き回っていました(笑)。坂道をオナラターボで進もう!と、しんちゃんがみんなに提案するんですけど、めっちゃアホじゃないですか。アホなんだけど、本人は真面目にがんばっていて、その純粋さがすごくかわいい。私、お尻とかおならとか、バカバカしくて愛しい笑いが大好きなんです。自分たちのやってるコントも、おバカなネタばかりやりたい(笑)。作品の序盤に大人がいなくなり、船に残されたかすかべ防衛隊のメンバーだけで島に行こうと決心するシーン。たどり着くまでにそれぞれが成長していく過程が素敵なんですよ。普段は大人しいボーちゃんが積極的にがんばったり、いつもは臆病なマサオくんが大好きなあいちゃんのためにワニのおとりになってクールに振る舞ったり。私も冒険心が強い子どもだったから、成長する姿にとてもワクワクしましたね。でも、しんちゃんみたいにリーダーシップを執れるタイプじゃなかったから、私は怖がりなくせにかっこつけたいマサオくん的なポジションだったな…。
 しんちゃんの映画は繰り返し観てほしい。子どもの頃に観てもわからなかったことが、大人になったことで理解できるようになるから。おバカだけど深いんです。そんなネタを作っていきたい。
私も小学生のときに変人扱いされていたから、フリントと重なりました
 子どもの頃から発明家を目指しているんだけど︑失敗ばかりで周りからは変わった人だと思われている主人公のフリント。その姿が芸人になりたいと思っていた小学生の頃の私と重なったんです。当時、国語の授業で作者の気持ちを述べなさいと言われ、手を上げて大喜利のようにボケていたんですよ。何してるの?ちゃんとしなさいって変人扱いされていました。諦めずに夢を追い続けたフリントの姿勢には勇気をもらったな。
 笑えるポイントはたくさんあります。まず、登場人物の顔芸。ここでこの表情必要?みたいな普通の場面でも、顔がどこかボケているんです(笑)。フリントは雲の水蒸気から食べ物を降らせる機械を作り上げるんですけど、その中でチーズ温泉というのがあって。おっさんがチーズの池に浸かって、体中についたチーズをそのままトルティーヤチップスにつけてバリバリ食べるシーンは笑いましたね。なんて自堕落なおっさんなんだと。
フリントの発明はエスカレートしていき、父や友人の言葉を聞かなくなるんです。でも、困ったときに助けてくれるのは周りの人たち。一人で突っ走ってしまうと周囲が見えなくなるという怖さを学びましたね。私も芸人として、みんなの意見をちゃんと聞ける人であり続けたいなって。ちなみに、私は大の肉好きなので、このマシーンがあったら巨大なステーキをガンガン降らせて食べまくりたいですね。
下ネタと食べ物が大好きな私にとって最高の映画です
 水道をひねったらカルピスが出てきたらいいなーとか、お肉に光を当てたら大きくなればいいなーとか。食について変なことばかり考えている私にとって、食べ物が喋る映画というだけでテンションが上がります。さらに、大好物の下ネタときたらもう最高なわけです。もはや下品すぎて上品だなとさえ思う、清々しいエロアニメ作品なんです。
 それぞれの食べ物が、世間のイメージにあったキャラクターなのがおもしろいんですよ。お酒はパリピ系の性格だったり、ジャムは落ちて血のように死ぬ設定だったり。お笑いのあるあるネタも、イメージとどこまでズレがないかが笑いにつながるので、着眼点すご!と思いましたね。スーパーの食べ物が人間と戦う話なんですけど、格闘の仕方も個性的。グミで縛りつけたり、メントスが口に入り込んで、コーラを注入したり。あと食べ物以外でも、個性的なトイレのビデのキャラクターがいて。ノズルが折れたことで闇落ちしていくのは笑いました。誰が闇落ちしてんねんと(笑)。
 下ネタって、エロすぎるとおもしろくなくなるんですけど、この作品の卑猥レベルってちょうどいいんですよ。かつ、バカバカしいのが大事。セリフはエグいけど、見た目はかわいらしいみたいな。下ネタ好きの方にはぜひ観てほしいし、下ネタを言って普段引かれている人にもオススメしたい。ちょうどいいエロのラインを勉強できますよ。
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