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ポリアモリーやオープンリレーションシップ、一夫多妻etc...パートナーに隠しごとをしない新しい恋愛のカタチ。目からウロコの恋愛観とライフスタイルを5組の皆さまに教えてもらいました!
好きな人と会うのに浮気って失礼じゃないですか。私たちは浮ついているわけじゃない
一人の彼と三人の彼女の複数恋愛
--m e m b e r--
左から: あすみ(37)会社員 文月煉(37)編集者
さえ(26)医薬品関係 あかり(40)クリエイター
--R e l a t i o n s h i p--
複数恋愛の恋人関係を結ぶ、煉さんと3人の女性。
煉 さんはあすみさんと結婚しながら、さえさんとあかり さんとも恋愛関係を持つ。あかりさんには結婚してい る旦那さんがおり、さえさんもまた、自由にほかの人と も恋愛をしている。
現在、煉さんには10人近く両想い の人がおり、それぞれと愛や幸せを育んでいる。
そもそも、好きな人の浮気を許さないとか、
好きな人を独占するっていう権利がないと思ってます
―複数恋愛に目覚めたきっかけは?
文月煉(以下:煉):あすみちゃんと結婚するまでに、二人の女性と交際をしましたが、一番最初にできた彼女が束縛をする人で。フラれたくないから我慢してたけど、理不尽だなって。1対1の恋愛においては普通だけど、人を独占するってことにずっと違和感を感じていたんです。僕がもしかしたら仲良くなるかもしれない人、楽しくなるかもしれないことを、恋人のために半分諦めなければならない。それってお互いが幸せになれないじゃないですか。だから、あすみちゃんとは束縛をやめようねって話し合って結婚をしました。その後、ポリアモリーという言葉を知って、ピンときたんです。これだって。
あすみ:私は今まで付き合った人が煉さん以外にいないんです。けど、煉さんからポリアモリーの話を聞いて、素敵だなと思いました。もともと、当たり前とされる価値観に疑問を持って、考えることが好きだったからかもしれません。
あかり:煉さんと会う前、ずっと一緒にいると思ってた恋人がいたんです。でも、その人とお別れすることになってしまい…。永遠に一緒にいようと話してた人とも終わりがあるのかと、すごくショックを受けました。そんなときに、煉さんのブログを見つけたんです。人を所有しようとしないことや、好きな人のことはずっと好きでいて良いという考え方が書かれていて、心から救われました。そこからポリアモリーに興味を持って、煉さんのオフ会に参加するようになったんです。
さえ:私は19歳の頃、友だちの女性を好きになったことをきっかけに、セクシャルマイノリティの人が集まる会に参加したんです。そこでポリアモリーという言葉を知って、煉さんの自宅で開かれているオフ会に行きました。同じ価値観を持った人が集まってて、安心できた。その後、煉さんと交際を始めて、煉さんが付き合っていた彼女とも付き合うようになったんです。特に意識していたわけではなく、好きになった人がたまたま二人ともポリアモリーだった。煉さんに報告したら、「付き合うと思ったよー」って、肯定してくれたのは嬉しかったですね。
浮気を責める必要が
あるのかなって思ったんです
―どのようにして今のカタチになったのでしょうか?
煉:僕とあすみちゃんは、結婚する前からある意味浮気OKのカップルだったんですよ。まだポリアモリーって言葉を知る前、あすみちゃんが浮気をしたことがあるんです。最初は隠そうとしてたらしいけど、真面目だからすぐ僕に言っちゃって。僕はそのとき、浮気を責める必要があるのかなって思ったんです。当時、僕は仕事が忙しくて、全然あすみちゃんにかまってあげられていなかった。寂しいから遊びに行って、すごく楽しくなって、体の関係を持ちましたという素直な行動に、裏切られた!と思うなんておかしくないですか。自分のために寂しそうにしろよっていう意見は何のプラスにもならない。片方が仕事で忙しくて寂しいなら、楽しいことを見つけた方がいいじゃないですか。それが趣味であっても、素敵な男性であっても、好きな人が楽しそうにしていることが嬉しいことなんじゃないかなって。
あすみ:そう言われて安心しました。煉さんは浮気をしたことではなく、隠そうとしたことにショックを受けてて。そこからよく話し合って、お互い浮気は好きなだけして構わないけど、嘘をついたり誤魔化したりするのだけはやめようという結論に至ったんです。
煉:とは言え、僕は既婚者なので、僕と交際すると世間的には不倫相手になってしまうわけです。そこでポリーラウンジに参加したり、自分でオフ会を開いたりしました。初めから僕の恋愛の仕方を理解できる人とだったら誰も不幸にならないし、問題ないんだなって。解放された気持ちで、あっという間に恋人ができました。僕、すぐに人を好きになっちゃうので(笑)。
あすみ:あかりちゃんも、さえちゃんも、みんな仲良しなんですよ。煉さんがいなくても各々一緒に遊んだり、煉さんのパンツを一緒に選びに行ったりもします。本人がいないところで好きな人の話題で盛り上がれるのも、複数恋愛ならではかな。「煉さんの指細いよねー」とか「煉さんの次の髪型どんなのがいいかな?」とか、楽しいですよ。
あかり:私は煉さんと交際を続けたまま、煉さんのオフ会で出会った人と結婚しました。もともと、結婚願望はなかったんですけど、煉さんとあすみちゃんのように、互いを個人として尊重しながら自由に過ごせるなら、結婚も悪くないのかなと思えたんです。旦那さんは生活を送るうえでなくてはならない存在だし、大事な人。ただ、離れたところに煉さんが存在してるという事実も大事なんです。よく友だちにも話すのですが、煉さんと過ごす時間はボーナスのようなもの。たまに会って元気をもらえる人なんです。
一般的な恋愛は独占愛
僕は非独占愛なんです
―自分だけが独占したいとは思わないのでしょうか?
あすみ:全然思わないですね。私たちの部屋にも煉さんの恋人や好きな人の写真がたくさん貼ってあるけど、煉さんの好きな人は私の友だちでもありますから。たまに「旦那の浮気を許してて偉いね」とか言われるんですけど、そもそも許さない権利が自分にあると思っていないんです。私だけが煉さんを独占して幸せになっても仕方がないから、ほかの人もみんな幸せになってほしい。それに、好きな人と会うのに浮気って失礼じゃないですか。別に浮ついているわけじゃないだろ!って。
あかり:煉さんは私のことを嫌いになったり、離れていったりしない。そういう安心感があるからなのか、誰かとラブラブしていても見ていられます。むしろ見ていたい。煉さんといるときのあすみちゃんってかわいいんですよ。ただ、私の旦那さんに恋人ができた場合はまだわかりません。以前、旦那さんに好きな人ができたときは嫉妬してしまったので、煉さんと旦那さんとでは抱く感情が違うのも事実ですね。
さえ:私もそうで、煉さん以外の人には嫉妬してしまうケースはあります。独占欲がないっていうマインドではいたいですし、好きな人が幸せになることは自分も幸せだと思うんですけどね。煉さんはそれが一番うまくできている人なんだと思います。
煉:今はポリアモリーという言葉からも離れて、「非独占愛」を実践しています。合意があるから複数の人と恋愛ができるとかじゃなくて、自分以外とは恋愛してはいけないというルール自体を取っ払いたい。独占し合う恋愛には大義名分がありすぎるじゃないですか。寂しいという気持ちになったら寂しい思いにさせる奴が悪いとか、全部がパッケージ。相手を寂しいと思わせないために、自分はどこにも行かないなどという考え方だと、ほかの感情を無理やり我慢することになりますよね。それは解決のように見えて解決ではないなって。
--m e m b e r--
左から: あすみ(37)会社員 文月煉(37)編集者
さえ(26)医薬品関係 あかり(40)クリエイター
--R e l a t i o n s h i p--
複数恋愛の恋人関係を結ぶ、煉さんと3人の女性。
煉 さんはあすみさんと結婚しながら、さえさんとあかり さんとも恋愛関係を持つ。あかりさんには結婚してい る旦那さんがおり、さえさんもまた、自由にほかの人と も恋愛をしている。
現在、煉さんには10人近く両想い の人がおり、それぞれと愛や幸せを育んでいる。
そもそも、好きな人の浮気を許さないとか、
好きな人を独占するっていう権利がないと思ってます
―複数恋愛に目覚めたきっかけは?
文月煉(以下:煉):あすみちゃんと結婚するまでに、二人の女性と交際をしましたが、一番最初にできた彼女が束縛をする人で。フラれたくないから我慢してたけど、理不尽だなって。1対1の恋愛においては普通だけど、人を独占するってことにずっと違和感を感じていたんです。僕がもしかしたら仲良くなるかもしれない人、楽しくなるかもしれないことを、恋人のために半分諦めなければならない。それってお互いが幸せになれないじゃないですか。だから、あすみちゃんとは束縛をやめようねって話し合って結婚をしました。その後、ポリアモリーという言葉を知って、ピンときたんです。これだって。
あすみ:私は今まで付き合った人が煉さん以外にいないんです。けど、煉さんからポリアモリーの話を聞いて、素敵だなと思いました。もともと、当たり前とされる価値観に疑問を持って、考えることが好きだったからかもしれません。
あかり:煉さんと会う前、ずっと一緒にいると思ってた恋人がいたんです。でも、その人とお別れすることになってしまい…。永遠に一緒にいようと話してた人とも終わりがあるのかと、すごくショックを受けました。そんなときに、煉さんのブログを見つけたんです。人を所有しようとしないことや、好きな人のことはずっと好きでいて良いという考え方が書かれていて、心から救われました。そこからポリアモリーに興味を持って、煉さんのオフ会に参加するようになったんです。
さえ:私は19歳の頃、友だちの女性を好きになったことをきっかけに、セクシャルマイノリティの人が集まる会に参加したんです。そこでポリアモリーという言葉を知って、煉さんの自宅で開かれているオフ会に行きました。同じ価値観を持った人が集まってて、安心できた。その後、煉さんと交際を始めて、煉さんが付き合っていた彼女とも付き合うようになったんです。特に意識していたわけではなく、好きになった人がたまたま二人ともポリアモリーだった。煉さんに報告したら、「付き合うと思ったよー」って、肯定してくれたのは嬉しかったですね。
浮気を責める必要が
あるのかなって思ったんです
―どのようにして今のカタチになったのでしょうか?
煉:僕とあすみちゃんは、結婚する前からある意味浮気OKのカップルだったんですよ。まだポリアモリーって言葉を知る前、あすみちゃんが浮気をしたことがあるんです。最初は隠そうとしてたらしいけど、真面目だからすぐ僕に言っちゃって。僕はそのとき、浮気を責める必要があるのかなって思ったんです。当時、僕は仕事が忙しくて、全然あすみちゃんにかまってあげられていなかった。寂しいから遊びに行って、すごく楽しくなって、体の関係を持ちましたという素直な行動に、裏切られた!と思うなんておかしくないですか。自分のために寂しそうにしろよっていう意見は何のプラスにもならない。片方が仕事で忙しくて寂しいなら、楽しいことを見つけた方がいいじゃないですか。それが趣味であっても、素敵な男性であっても、好きな人が楽しそうにしていることが嬉しいことなんじゃないかなって。
あすみ:そう言われて安心しました。煉さんは浮気をしたことではなく、隠そうとしたことにショックを受けてて。そこからよく話し合って、お互い浮気は好きなだけして構わないけど、嘘をついたり誤魔化したりするのだけはやめようという結論に至ったんです。
煉:とは言え、僕は既婚者なので、僕と交際すると世間的には不倫相手になってしまうわけです。そこでポリーラウンジに参加したり、自分でオフ会を開いたりしました。初めから僕の恋愛の仕方を理解できる人とだったら誰も不幸にならないし、問題ないんだなって。解放された気持ちで、あっという間に恋人ができました。僕、すぐに人を好きになっちゃうので(笑)。
あすみ:あかりちゃんも、さえちゃんも、みんな仲良しなんですよ。煉さんがいなくても各々一緒に遊んだり、煉さんのパンツを一緒に選びに行ったりもします。本人がいないところで好きな人の話題で盛り上がれるのも、複数恋愛ならではかな。「煉さんの指細いよねー」とか「煉さんの次の髪型どんなのがいいかな?」とか、楽しいですよ。
あかり:私は煉さんと交際を続けたまま、煉さんのオフ会で出会った人と結婚しました。もともと、結婚願望はなかったんですけど、煉さんとあすみちゃんのように、互いを個人として尊重しながら自由に過ごせるなら、結婚も悪くないのかなと思えたんです。旦那さんは生活を送るうえでなくてはならない存在だし、大事な人。ただ、離れたところに煉さんが存在してるという事実も大事なんです。よく友だちにも話すのですが、煉さんと過ごす時間はボーナスのようなもの。たまに会って元気をもらえる人なんです。
一般的な恋愛は独占愛
僕は非独占愛なんです
―自分だけが独占したいとは思わないのでしょうか?
あすみ:全然思わないですね。私たちの部屋にも煉さんの恋人や好きな人の写真がたくさん貼ってあるけど、煉さんの好きな人は私の友だちでもありますから。たまに「旦那の浮気を許してて偉いね」とか言われるんですけど、そもそも許さない権利が自分にあると思っていないんです。私だけが煉さんを独占して幸せになっても仕方がないから、ほかの人もみんな幸せになってほしい。それに、好きな人と会うのに浮気って失礼じゃないですか。別に浮ついているわけじゃないだろ!って。
あかり:煉さんは私のことを嫌いになったり、離れていったりしない。そういう安心感があるからなのか、誰かとラブラブしていても見ていられます。むしろ見ていたい。煉さんといるときのあすみちゃんってかわいいんですよ。ただ、私の旦那さんに恋人ができた場合はまだわかりません。以前、旦那さんに好きな人ができたときは嫉妬してしまったので、煉さんと旦那さんとでは抱く感情が違うのも事実ですね。
さえ:私もそうで、煉さん以外の人には嫉妬してしまうケースはあります。独占欲がないっていうマインドではいたいですし、好きな人が幸せになることは自分も幸せだと思うんですけどね。煉さんはそれが一番うまくできている人なんだと思います。
煉:今はポリアモリーという言葉からも離れて、「非独占愛」を実践しています。合意があるから複数の人と恋愛ができるとかじゃなくて、自分以外とは恋愛してはいけないというルール自体を取っ払いたい。独占し合う恋愛には大義名分がありすぎるじゃないですか。寂しいという気持ちになったら寂しい思いにさせる奴が悪いとか、全部がパッケージ。相手を寂しいと思わせないために、自分はどこにも行かないなどという考え方だと、ほかの感情を無理やり我慢することになりますよね。それは解決のように見えて解決ではないなって。
―あすみさんには彼氏はいないのでしょうか?
あすみ:たくさん恋人を作っている煉さんがあまりにも楽しそうなので、彼氏を作ろうと思ったことはあるんですけど、私には肌に合わなくて。パートナーが複数の人と恋愛してるからといって、無理やり作る必要はないってことを複数恋愛の人に言いたいな。自分らしくいればいいから、競ったらダメだよって。
―みんなで過ごした思い出のエピソードを教えてください
あすみ:クリスマス会かな。あかりちゃんがチキンを焼いてくれて、さえちゃんも来てくれて、みんなでワイワイして楽しかったな。
あかり:私の家でやったよね。煉さんの恋人たちと私の友人も含め合計6人でごちそうを食べられて幸せでした。
煉:いい思い出だね。あと、ある年の僕の誕生日かな。僕の思いつきで、我が家に好きな人を片っ端から呼んだら、
10人くらい集まってくれたんです。あれはハーレムみたいでしたね(笑)。
絶対に訴えないから大丈夫だよ
ってフォローします(笑)
―新しい恋人を家に連れてきたときに気をつけていることはありますか?
あすみ:中には、煉さんと仲良くしていることに対して、本当は私が嫌な気持ちを持っているんじゃないかと思う人もいるんですよ。そういう不安を抱く人には、「私は一人で寝るから一緒に寝ていいよー」とか、「絶対に訴えないから大丈夫だよ」ってフォローしてます(笑)。法律上、奥さんである私の方が強くなっちゃうので…。そこは本当に安心してほしいです。
煉:あすみちゃんより、僕が連れてきた子の方が緊張するよね。恋人の奥さんに会いに行くわけだから。
―二人の家に恋人が来るわけですが、セックスは問題にならないのでしょうか?
あすみ:よく我が家でもセックスしてますよ。
あかり:あすみちゃんがすごく気を利かせてくれて、「私ゲームしてるからしてきなよ」って言ってくれるんです。最初、え、いいの?って驚きました。家に行くときは大体泊まらせてもらうので、3人で川の字で寝ることもあれば、あすみちゃんが別の部屋の場合もあって、そういう話がざっくばらんに繰り広げられるんですよ。私と煉さんがいたしたあとに、「どうだったー?」ってあすみちゃんに聞かれることもあります。「よかったー!」って言ったら、あすみちゃんが「それはよかったー!」って言ってくれる(笑)。隠すべきものとされていることを隠さなくていい。なんだか楽しくて幸せな時間なんです。
―複数恋愛の生き方をするうえで、なくてはならない素質は?
煉:奥さんがいながら、こんなにたくさんの人と交際できるなんて器用な人じゃないと無理ですよねって言われるんですけど、全然逆。すごく不器用なんです。自分の気持ちを犠牲にしないという考え方を追求した結果、今に至っただけ。不器用が故に空気も読めないので、言われてないことを察せられないし、僕が言ってないことが伝わるとも思ってない。だから一つも隠さず、一つも作戦を立てず、相手に気持ちを伝えることが大事なんです。大好きな人と殺伐とした駆け引きをするの嫌じゃないですか。それに、たくさん恋人を作ろうと思って生きているわけではなく、素敵な人に出会ったら好きになっちゃうんだよ、くらいのことなんですよ。「僕ね、新しく好きになった人がいてね、素敵な子なんだ」って奥さんや恋人にも隠さず正直に言いたいんです。
あすみ:たくさん恋人を作っている煉さんがあまりにも楽しそうなので、彼氏を作ろうと思ったことはあるんですけど、私には肌に合わなくて。パートナーが複数の人と恋愛してるからといって、無理やり作る必要はないってことを複数恋愛の人に言いたいな。自分らしくいればいいから、競ったらダメだよって。
―みんなで過ごした思い出のエピソードを教えてください
あすみ:クリスマス会かな。あかりちゃんがチキンを焼いてくれて、さえちゃんも来てくれて、みんなでワイワイして楽しかったな。
あかり:私の家でやったよね。煉さんの恋人たちと私の友人も含め合計6人でごちそうを食べられて幸せでした。
煉:いい思い出だね。あと、ある年の僕の誕生日かな。僕の思いつきで、我が家に好きな人を片っ端から呼んだら、
10人くらい集まってくれたんです。あれはハーレムみたいでしたね(笑)。
絶対に訴えないから大丈夫だよ
ってフォローします(笑)
―新しい恋人を家に連れてきたときに気をつけていることはありますか?
あすみ:中には、煉さんと仲良くしていることに対して、本当は私が嫌な気持ちを持っているんじゃないかと思う人もいるんですよ。そういう不安を抱く人には、「私は一人で寝るから一緒に寝ていいよー」とか、「絶対に訴えないから大丈夫だよ」ってフォローしてます(笑)。法律上、奥さんである私の方が強くなっちゃうので…。そこは本当に安心してほしいです。
煉:あすみちゃんより、僕が連れてきた子の方が緊張するよね。恋人の奥さんに会いに行くわけだから。
―二人の家に恋人が来るわけですが、セックスは問題にならないのでしょうか?
あすみ:よく我が家でもセックスしてますよ。
あかり:あすみちゃんがすごく気を利かせてくれて、「私ゲームしてるからしてきなよ」って言ってくれるんです。最初、え、いいの?って驚きました。家に行くときは大体泊まらせてもらうので、3人で川の字で寝ることもあれば、あすみちゃんが別の部屋の場合もあって、そういう話がざっくばらんに繰り広げられるんですよ。私と煉さんがいたしたあとに、「どうだったー?」ってあすみちゃんに聞かれることもあります。「よかったー!」って言ったら、あすみちゃんが「それはよかったー!」って言ってくれる(笑)。隠すべきものとされていることを隠さなくていい。なんだか楽しくて幸せな時間なんです。
―複数恋愛の生き方をするうえで、なくてはならない素質は?
煉:奥さんがいながら、こんなにたくさんの人と交際できるなんて器用な人じゃないと無理ですよねって言われるんですけど、全然逆。すごく不器用なんです。自分の気持ちを犠牲にしないという考え方を追求した結果、今に至っただけ。不器用が故に空気も読めないので、言われてないことを察せられないし、僕が言ってないことが伝わるとも思ってない。だから一つも隠さず、一つも作戦を立てず、相手に気持ちを伝えることが大事なんです。大好きな人と殺伐とした駆け引きをするの嫌じゃないですか。それに、たくさん恋人を作ろうと思って生きているわけではなく、素敵な人に出会ったら好きになっちゃうんだよ、くらいのことなんですよ。「僕ね、新しく好きになった人がいてね、素敵な子なんだ」って奥さんや恋人にも隠さず正直に言いたいんです。
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