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老いてなお壮んな、その道を極める偉人たち。 後世に残すべき伝説の「〇〇爺」「〇〇婆」がここに。
伝説の爺婆2021
バー婆
「東下り」の異名を持つ、102歳の現役理容師

箱石シツイ (102)
理容師
特技:かみそりやはさみを研ぐこと
座右の銘:人と争わない

20歳で理容師免許を取ったから、理容師を始めて82年になるわね。東京で働いて、昭和28年に故郷の那珂川町に「理容ハコイシ」を開業したの。初日からお客さんが押し寄せて、毎日大忙しだったのが忘れられないわ。なじみのお客さんもお亡くなりになったりして、今は月に7、8人の髪を切ってる。昔はリーゼントヘアが得意だったけど、今はお任せが多いわね。これからも「サッパリした」って言葉を聞きたいから、元気に続けていきたいわ。
アメカ爺
ファッションをこよなく愛す、アメカジショップオーナー

水戸義吉 (69)
「American Lover」オーナー
特技:100kgのベンチプレスを挙げる
座右の銘:死ぬまでかっこいい

アメリカの映画スターのファッションを見てアメカジに憧れたんだ。もう60年くらいは着てるかな。こんなにも経年変化を楽しめる服はほかにないよ。俺のファッションやスタイルを見た人が「悔しい」と言ってくれることが嬉しいね。自分にとっては褒め言葉なんだ。アメカジは本当に奥が深くてね、最近になってやっとわかりかけてきてる。まだまだ途上だから、いつまでもかっこいい服を着続けていきたいよ。
ダイ婆
海を愛して止まない傘寿ダイバー

澤征子 (80)
主婦
特技:ダイビング
座右の銘:なるようにしかならない

若い頃から南の島に憧れていたの。55歳で初めてタヒチに行ってね。泳ぐだけじゃなくて、潜ってみたいと思った。それからダイビングスクールに通って、免許を取ったのは62歳のとき。ダイビングはいい運動になるし、魚やサンゴを間近で見られるのが嬉しいわ。もう600本は潜っているけれど、サイパンの海に差し込む太陽の光が忘れられない。天国かなと思うほど感動したの。これからもいろんな海に行って、100歳までダイバーを続けたいな。
双生爺
88年間一緒に暮らす、双子の仲良しおじいちゃん

右:松下右近 (88)
特技:キーボード、篆刻
座右の銘:自分の信念を貫く

双子だと病気をしたときにも助け合えるのが嬉しいね。お医者さんに左近と間違って診断されそうになったときはあったけど。だけど、双子だからってそんなに特別なことはないんだよ。お互いが生きてるだけで幸せさ。

左:松下左近 (88)
特技:大正琴
座右の銘:なんでも自分でやる

右近とは会社でもよく間違えられたね。部署も、出向先まで一緒だったもんだから。そろそろ終活の時期だから、一人になったときのことも想像しなくちゃいけない。でも、一緒に死ねたらめでたしめでたしだよ。
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