GRAFFITI CONTENTS
カップルや夫婦でもあり、親友でもあり、仕事仲間でもある。まさに同志のような二人は、お互いをどんな存在だと思ってるんだろう? 12組の唯一無二のカップルの暮らしとストーリーを紹介します。(WEBでは5組のカップルをPICKUP)
COUPLE_02 恋の峠道をアクセル全開!! おしどりバイク夫婦
〝ニコイチで走り続ける バイクと運命共同体の二人〟
彼:マコツ/40歳/自営業
彼女:ハルル/36歳/主婦
バイクのイベントで彼が一目惚れ。毎年イベントで会うも、10年間声をかけられず。ようやく誘ったツーリングがきっかけで交際スタート。今では二児のパパとママに。
〝バイクに乗り続けられたのは
彼のやさしい気遣いでした〟
―どれくらい一緒に過ごしていますか?
マコツ:昼と夜ですね。僕は仕事が自営業で、中休みに二人でお昼ご飯を食べたり、夜はドライブに出掛けたりします。近くに鹿が出る山があって、二人でそれを見に行くのも楽しみの一つですね。
ハルル:そうそう。この辺りの山の上に行くと、星がすごくきれいなので、夜景を見に行くことが多いかな。あとは彼の仕事終わりに一緒に古着屋に行くのも好きですね。
―趣味が一緒であることのメリットは?
マコツ:バイクの醍醐味でもあるんですけど、やっぱりツーリングですね。最近インカムを買ったので、一緒に季節や景色を楽しみながら走るのが最高! その場で感動を共有できるのはバイクならではですかね。あと、バイクは車と違って生活必需品ではないので、持っているだけで手入れや維持費がかかってしまうんですよ。他の人からしたら理解に苦しむ出費がたくさんある。彼女はそういうお金のことも分かってくれているので、バイクは絶対パートナーの理解がないと続けることはできないですね。
ハルル:本当にそうなんですよ。知り合いのバイカーで、結婚してからバイクを降りてしまったご夫婦をたくさん見てきたので。やっぱり維持費とかもそうなんですけど、相手の大事にしているものを、お互いが深くまで理解し合うことが大事ですね。
マコツ:女性が乗り続けることは特に大変なんです。子どもができたら妊娠中はバイクに乗れないので、運転技術的にも精神的にも降りちゃうママさんって実は多くて。
ハルル:私も出産したあとバイク売っちゃおうかなって思ったんですよ。産後に乗ってみたら運転技術がすごく鈍っていて、バイクに乗ることが怖くなってしまって。彼にその話をしたら「今はそういう気持ちだけど、また乗りたくなるよ」と言ってくれて。たぶんバイクに理解がないと「君がいいなら」ってバイクを手放すことを引き止めてくれないと思うんですよ。バイカーとして復活できたのは、彼が引き止めてくれたおかげですね。
彼女:ハルル/36歳/主婦
バイクのイベントで彼が一目惚れ。毎年イベントで会うも、10年間声をかけられず。ようやく誘ったツーリングがきっかけで交際スタート。今では二児のパパとママに。
〝バイクに乗り続けられたのは
彼のやさしい気遣いでした〟
―どれくらい一緒に過ごしていますか?
マコツ:昼と夜ですね。僕は仕事が自営業で、中休みに二人でお昼ご飯を食べたり、夜はドライブに出掛けたりします。近くに鹿が出る山があって、二人でそれを見に行くのも楽しみの一つですね。
ハルル:そうそう。この辺りの山の上に行くと、星がすごくきれいなので、夜景を見に行くことが多いかな。あとは彼の仕事終わりに一緒に古着屋に行くのも好きですね。
―趣味が一緒であることのメリットは?
マコツ:バイクの醍醐味でもあるんですけど、やっぱりツーリングですね。最近インカムを買ったので、一緒に季節や景色を楽しみながら走るのが最高! その場で感動を共有できるのはバイクならではですかね。あと、バイクは車と違って生活必需品ではないので、持っているだけで手入れや維持費がかかってしまうんですよ。他の人からしたら理解に苦しむ出費がたくさんある。彼女はそういうお金のことも分かってくれているので、バイクは絶対パートナーの理解がないと続けることはできないですね。
ハルル:本当にそうなんですよ。知り合いのバイカーで、結婚してからバイクを降りてしまったご夫婦をたくさん見てきたので。やっぱり維持費とかもそうなんですけど、相手の大事にしているものを、お互いが深くまで理解し合うことが大事ですね。
マコツ:女性が乗り続けることは特に大変なんです。子どもができたら妊娠中はバイクに乗れないので、運転技術的にも精神的にも降りちゃうママさんって実は多くて。
ハルル:私も出産したあとバイク売っちゃおうかなって思ったんですよ。産後に乗ってみたら運転技術がすごく鈍っていて、バイクに乗ることが怖くなってしまって。彼にその話をしたら「今はそういう気持ちだけど、また乗りたくなるよ」と言ってくれて。たぶんバイクに理解がないと「君がいいなら」ってバイクを手放すことを引き止めてくれないと思うんですよ。バイカーとして復活できたのは、彼が引き止めてくれたおかげですね。
〝家族のこともあるけれど、
いつか二人で遠出したい〟
―では、デメリットは?
ハルル:子どもが生まれてからは二人でバイクに乗ることが少し減ってしまって。彼が一人で走りに行って、バイク仲間との交流が増えたりするとちょっと羨ましくなっちゃいます。「私も乗りたい!」って。
マコツ:本当は子どもと一緒に行きたいんですけど、まだ小さいので。あとはバイクで言えば維持費ですね。やっぱり高い(笑)。
―一人の時間がほしいと思うことは?
ハルル:今は家族のこともあるので、昔のように気持ちだけでいろんなところへは行きづらくなったことかな。もともと私は日本中を走っていたので、もし時間があれば北海道あたりを2週間くらいかけて遠出したいですね。
マコツ:たしかに。家族ができてからは、遠出をするときに子どもを誰かに預けないといけないので。もう独身のときのように気兼ねなく走れないのは少し寂しいかも。僕はひとりで峠道を走るのも好きなんです。アクセルワークやブレーキ、コーナリング、進入速度といった走り自体を楽しむのが好きなんですよ。もうこれは一人の世界なので、気持ちがあれば昔みたいに走りに行きたいですね。
いつか二人で遠出したい〟
―では、デメリットは?
ハルル:子どもが生まれてからは二人でバイクに乗ることが少し減ってしまって。彼が一人で走りに行って、バイク仲間との交流が増えたりするとちょっと羨ましくなっちゃいます。「私も乗りたい!」って。
マコツ:本当は子どもと一緒に行きたいんですけど、まだ小さいので。あとはバイクで言えば維持費ですね。やっぱり高い(笑)。
―一人の時間がほしいと思うことは?
ハルル:今は家族のこともあるので、昔のように気持ちだけでいろんなところへは行きづらくなったことかな。もともと私は日本中を走っていたので、もし時間があれば北海道あたりを2週間くらいかけて遠出したいですね。
マコツ:たしかに。家族ができてからは、遠出をするときに子どもを誰かに預けないといけないので。もう独身のときのように気兼ねなく走れないのは少し寂しいかも。僕はひとりで峠道を走るのも好きなんです。アクセルワークやブレーキ、コーナリング、進入速度といった走り自体を楽しむのが好きなんですよ。もうこれは一人の世界なので、気持ちがあれば昔みたいに走りに行きたいですね。
〝ニコイチで見てくれるので
まさに運命共同体!〟
―まさに同志と感じる瞬間は?
ハルル:周りが二人セットで見てくれるところ。友だちとかも私たちを片方で呼ぶんじゃなくて、ニコイチで呼んでくれる。
マコツ:一人でいると逆に「あれ?ハルルさんは?」って言われますね。二人でいるときの雰囲気がいいみたいで。完全にセット売りされてますよ(笑)。
―趣味や仕事が一緒ではないパートナーを持つカップルに対して思うことは?
マコツ:趣味が同じじゃなくても、否定的でなければ大丈夫。否定的だとその先に会話も進展もないので。だから趣味って相手のことを知る一つの要素だと思うんですよ。
ハルル:私は彼を夫としてはもちろん、仲間としても見ているんですよ。彼に対して共感や尊重もできる。彼とバイクで繋がったからこそ、彼のバイクに対する気持ちや大事にしたい思いを尊重したいって思えます。
マコツ:そうですね。お互いにいろんな要素を兼ね備えているので、運命共同体ですね。バイクはカラダと一体ですから。
まさに運命共同体!〟
―まさに同志と感じる瞬間は?
ハルル:周りが二人セットで見てくれるところ。友だちとかも私たちを片方で呼ぶんじゃなくて、ニコイチで呼んでくれる。
マコツ:一人でいると逆に「あれ?ハルルさんは?」って言われますね。二人でいるときの雰囲気がいいみたいで。完全にセット売りされてますよ(笑)。
―趣味や仕事が一緒ではないパートナーを持つカップルに対して思うことは?
マコツ:趣味が同じじゃなくても、否定的でなければ大丈夫。否定的だとその先に会話も進展もないので。だから趣味って相手のことを知る一つの要素だと思うんですよ。
ハルル:私は彼を夫としてはもちろん、仲間としても見ているんですよ。彼に対して共感や尊重もできる。彼とバイクで繋がったからこそ、彼のバイクに対する気持ちや大事にしたい思いを尊重したいって思えます。
マコツ:そうですね。お互いにいろんな要素を兼ね備えているので、運命共同体ですね。バイクはカラダと一体ですから。
RELATED CONTENTS
FOLLOW US ON