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二人が初めてHした日
ピンク日記 #157
カレシ・N(23歳/フリーター)とカノジョ・M(23歳/陶芸家見習い)、交際2年3ヵ月の二人が初めてHしたのは、2017年2月10日のことでした。

お互い見せ合わずに、初Hの日記を書いてもらいました。

 
カレシ・Nの2月10日
前戯中、別の女の子の顔がよぎった
 大学2年のときに学内のバイトをしていて、そこに入ってきた一個後輩の彼女。かわいくもないし、大人しそうで印象に残らない子だった。そんな彼女と急接近したのは1年後のクリスマス。彼女がケーキを食べに来ないかと誘ってきた。予定もないし、家に電気が通っておらず部室で寝泊まりしていたので、ご飯があるならと遊びに行くことに。その日から彼女の家に入り浸る生活が始まった。一緒にいるとムラムラが止まらず、気づいたら耳を舐めてしまうことも。ブスも段々と見慣れてくるらしく、付き合うことに。
 ある日、彼女の家に行った僕は「コンドーム買ってきてん! 今日はヤルぞ!」と宣言した。しかし、彼女は全く乗り気じゃない。でもそんなのはお構いなしで、今日こそは、とガンガン攻めた。畳んである布団に彼女を押し倒し、チューしておっぱいを揉む。僕はめちゃめちゃ興奮していた。エロく服を脱ぐ…のかと思いきや、一大決心!という感じで思い切って彼女は服を脱ぐ。それを見て、おぉ、腹決めたんやなと思った。最初は拒否していた様子の彼女だったが、まんざらでもなさそうにしている表情がやばい。何より肌がきれいでやわらかい。セックスが未経験の彼女に気を使って、前戯はガシガシしないよう慎重に…。そんなときだった。ふと僕がずっと片思いしている女の子の顔がよぎったのだ。でも、もうここまで来てしまっている。続行を決心し、ゆっくりと正常位で挿入。初めてのわりにしっかり濡れていて嬉しい。適当に始まった関係ではあるが、こうなった以上彼女を大切にしようと決意した。早漏な僕はそのままフィニッシュ。
 終わってみると…あれ、相性いい? 彼女の体臭が好きだったので、DNA的なところで合っていたのかも。それから彼女は覚醒し、風呂に入っていると、いきなりチンコをしゃぶってくるほどの仲になった。
 
カノジョ・Mの2月10日
人生初めての夜を大好きな人と
 同じバイト仲間の彼のことを、よく見たらかわいい顔してるなぁって思っていた。いつの間にか彼を好きな気持ちが暴走。大学の部室に住んでいた彼に会いたくて、用もないのによく遊びに行ったり、周りをうろうろしてみたり。そんな彼とやっとの思いで付き合うことになってから6日目、その日は来た。
 その頃よくうちに来ていて、なんかめっちゃ触ってくるし、「したい」アピールはあった。でも私は未経験だったから怖くて、防御のために家でも作業用のつなぎを着用。そんな攻防が4日も続き、私はもう疲れてしまった。いつにも増して触ってくる彼。付き合う直前から耳をめっちゃベロベロ舐めてきてたし、その日もそうだった。耳の中がびしゃびしゃになってよくわからんな、舐めるの好きなんかな、と私はやけに冷静でこれから起こることもよくわからないでいた。彼がアソコを触ってくるけど気持ち良くもないし、これは何タイム?という感じ。それからすぐに彼が取り出したのは、ずっと持ち歩いていた、いつ買ったのかもわからないゴム。普段新しいの買わなきゃとか言ってるのに、古いやつやん!と思った。腰を動かしている彼は大変そうで、どう反応するのが正しいのか考えているとあっという間に終わっていた。これが早漏か…。彼に名器やなぁと言われて、ありがとうって答えたけど、それ褒めてんのかってちょっと疑問。
 セックスは特別な儀式だと思っていたけど、ヤッてみたら大したことないし、すごいことじゃなかった。でも、初めては好きな人としたかったから、それは達成できて良かったのかな。彼からの好意があまりないことは知っていたので、好きな相手じゃなくてもヤルんだ~とは思ったけど、これからふりむかせたいなって。そこから2年5ヵ月たち、今では毎朝出かける前のキスが欠かせない仲になりました。
 
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