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女子が心の中で大切にしている、大好きな作品の大好きなヒロイン。100人の女子が語る、“私のヒロイン”について。
のんのヒロイン
女子が心の中で大切にしている、大好きな作品の大好きなヒロイン。
のんさんが語る、 “私のヒロイン”について聞きました。
のんさんが語る、 “私のヒロイン”について聞きました。
相原真琴
by『悦楽の園』
by『悦楽の園』

のん(25)
女優、創作あーちすと
1993年兵庫県生まれ。2017年に自身のレーベル「KAIWA(RE) CORD」を立ち上げ音楽活動も行なっている。
趣味・特技はギター、絵を描くこと、洋服づくり。
女優、創作あーちすと
1993年兵庫県生まれ。2017年に自身のレーベル「KAIWA(RE) CORD」を立ち上げ音楽活動も行なっている。
趣味・特技はギター、絵を描くこと、洋服づくり。

「普通」という枠組みや、世間の常識と戦う
女優になるために高校進学と同時に上京しました。でも、オーディションに行っても受からないことが続いてて。もともと私、過剰なくらい自信満々だったんです。だけど、女優としてはあんまりうまくいっ てない。それって周りから見たら恥ずかしいことなのかもって、少しずつ思い始めてた時期で。16歳か 17歳くらいのときだったかな。がんじがらめになっていたんですよね。
そんなときに『悦楽の園』に出会いました。この本は「普通」という枠組みの中に収められちゃったり、押さえつけられることに対して戦う主人公が描かれています。主人公の相原真琴は13歳にしてはすごく大人びているんです。周囲になじまなきゃいけない とか、適性がないと社会を歩めないみたいな雰囲気に納得がいってなくて。なんて達観した中学生なんだろうって思いました。でも、世間の常識と自分が大切にしてるものがずれていたりするとき、嫌だなって感じるところに共感したんです。(本誌に続く)
女優になるために高校進学と同時に上京しました。でも、オーディションに行っても受からないことが続いてて。もともと私、過剰なくらい自信満々だったんです。だけど、女優としてはあんまりうまくいっ てない。それって周りから見たら恥ずかしいことなのかもって、少しずつ思い始めてた時期で。16歳か 17歳くらいのときだったかな。がんじがらめになっていたんですよね。
そんなときに『悦楽の園』に出会いました。この本は「普通」という枠組みの中に収められちゃったり、押さえつけられることに対して戦う主人公が描かれています。主人公の相原真琴は13歳にしてはすごく大人びているんです。周囲になじまなきゃいけない とか、適性がないと社会を歩めないみたいな雰囲気に納得がいってなくて。なんて達観した中学生なんだろうって思いました。でも、世間の常識と自分が大切にしてるものがずれていたりするとき、嫌だなって感じるところに共感したんです。(本誌に続く)
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