Mと初めて会ったとき、メンヘラクソビッチっぽいなぁと思った。腕につけてるでっかい数珠のブレスレットはイケてる印象。彼氏いるって言ってたし、とにかく今日は飲みたい気分だし飲むだけで帰ろう、そう思ってとにかく酒を飲んだ。そっからは神に導かれるようにホテルへ。手を繋いでホテルに向かう途中、コンビニでゴムを買おうとしたら「ゴム使わないでいいよ」って言われた。やっぱメンヘラクソビッチじゃん！　でも、味噌汁を買ってたのは、終わったあとのことも考えてるんだなって感心したな。
　彼氏いるよね？いいの？と一応確認すると大丈夫って言われて、ますますビッチって思ったけど、もう俺の頭の中はセックスのことだけ。それ以外考えられなかった。最初にMが俺にキスマークをつけてくる。やり返すと、もっと強く痛いくらい噛んでって言ってくる。今まで噛んだことなんてなかったけど、跡つけてって言われると興奮するし、興奮してる姿にさらに興奮することに気づく。彼氏がいるのに、見えるか見えないかのところにつけるっていうのがさらにやばかった。
　ソファで向かい合って寝ながら、めっちゃセックスしてるとき「さっき会ったばっかりなのにもうこんなエッチなことしてるね」って言われた。かなり酔ってベロベロだったけど、今起きてることが一気に現実味を帯びてきて、ちんこも頭も興奮しすぎておかしくなりそうだった。二人とも酔ってたのに、この日はほとんど寝ずにセックス。「めっちゃちんこおっきいね」って言われたのが嬉しかった。
　朝、ホテルの帰りは手を繋いで帰った。Mが俺のことを好きって感じを醸し出してきて、これは今後どうなっていくんだ？と思いながら、幸せで清々しかった。これからも二人で楽しくずっと仲良く、セックスし続けられる関係でいたいね。
 

　もともと共通の友人がいたから、Yのことは写真で知っていた。そのときは小顔でかわいい顔してるなぁって思ってた。友人を含めた飲み会で初めて会ってみると、人見知りな印象。今日はセックスなしの日って確信した。みんなでHUBに行って、めっちゃアルコールの強いお酒を飲んでから、公園でもお酒を飲んだ。友だちが買い出しに行っちゃって二人っきりになったときにチューされて、気づいたらラブホに。当時私には彼氏がいたけど、そんなに好きじゃなかったし、Yの小顔なところもファッションもツボだったから、今日はいいやって思っちゃった。
　ホテルに着いて真っ先に風呂に入って、ベロベロに酔ってたからとにかく最初はベッドで開始。ちんこを見たら通常時からむけてて感動！　童顔で人見知りなのに、ちんこがでかいのもやばい。二人でシャワーにあたりながら風呂場の鏡の前で立ちバックしたときは、水に濡れてる自分の姿がめっちゃエロかった。私はセックス中「かわいい」「きれい」よりも「エロい」って言われたほうが嬉しい。その日はYが「エロっ」を連発してくれたからバカ興奮。さらにエロいと思われるように、フェラのときに音をめっちゃ出す。ずぼぼぼって。私はどんなシチュエーションでも、セックスに100パーセント全力投球するタイプ。最高だったなぁと振り返ってほしいから。イクときはいつもだいしゅきホールド。ワンチャンだったとしても愛を伝えたいから。初対面だったからハードなプレイはしなかったけど、対面座位をしたとき、照明に照らされたYの顔が印象に残ってる。結局、この日は朝も含めて5回もセックス。な、なんだこの絶倫は！
　帰りの電車、学生最後の開放的な気持ちでホテルに行く行為がエモいなって思ったし、また会おうって決めた。この日私たちがヤることは必然だったんだと思う。