WORKS 

制作実績

KINDAI GRAFFITI

CLIENT : 近畿大学
大学案内

大学案内をぶっ壊す!
そんな先入観の払拭という戦略から、これまでに一度もみたことのない大学案内を目指し、 受験生のための〝カルチャー誌〟が誕生した

TOKYO GRAFFITIそのものを近畿大学の大学案内にしたいー。 近畿大学様から、そんなお声がけを頂き、TOKYO GRAFFITIが近畿大学の大学案内を一新させたのが2015年。以降6年にわたり、TOKYO GRAFFITIのスタイルでの斬新な大学案内を発行し続けているKINDAI GRAFFITI。 6年にわたって同じスタイルの大学案内を制作することは大学にとってかなり異例の試みと言えます。

過去に全国の大学案内を取り扱っている企業、フロムページが実施した「全国一斉進学調査」(約4万人が回答)によると、大学や学びたい進路の進路に検討したものという問いに、3万人近くが大学案内と答え、大学ホームページと並び多くの票を集めており、大学案内は受験生を呼び込むために大きな役割を担っていることは明らかで、常に革新的なPR、プロモーションで話題を集める近畿大学においても、大学案内はとても重要な集客ツールという位置づけでした。
そういった背景の中、他大学がびっくりするような大学案内を作ること、受験生達の注目を集める大学案内を配布することは高校生の人気獲得の最善策であることは明確な事実でした。
そこで毎号1,000人にも及ぶ一般人を様々な角度で誌面企画にし、街頭でのストリートスナップを得意としているTOKYO GRAFFITIに白羽の矢が立ちました。
近畿大学広報部の皆さんが30号以上ものTOKYO GRAFFITI本誌を読み、面白さを実感されて上での決断でした。

TOKYO GRAFFITの企画そのものを大学案内にすることが、 もっとも近畿大学の魅力を訴求する手段でした

6号目に入ったKINDAI GRAFFITIも、初号と変わらない編集方針で、学生生活を楽しむ在校生たちが主役。 「近大人SNAP」と題された、毎号特集と位置付けられる企画では、全92ページ中の25ページを占め、学部ごとに輝いている学生たちのファッションをストリートスナップさながらに紹介。
また、近大生の美男美女を見つけ出し、紹介する「近大美少女・近大美男子」、卒業生が数十年前に撮った写真を同じ人物と場所、構図で再現する「近大タイムスリップ写真館」など、雑誌の人気企画を近大版に移植。学長ご挨拶なども外した、学生たちが主役となる近畿大学バージョンが成立しています。
2021年度版の最新の大学案内でも、TOKYO GRAFFITI編集スタッフが大阪に長期滞在して、半年間で全6キャンパス1,047人の学生を撮影しました。

初年度の取材の様子は、下記よりメイキングムービーで見る事ができます。
https://www.youtube.com/watch?v=yyqTvQ3-PKM

キャンパス内での撮影では、斬新な取り組みに興味を持った学生が、新たな学生を巻き込んでいくような形で取材対象者の輪が広がっていきました。
取材対象者の学生も楽しんで参加する事ができ、一緒に雑誌を制作する事ができるのもTOKYO GRAFFITIの魅力の一つ。
高校生向けの大学案内でありながら、在校生たちのインナーモチベーションも上がっていく、そんな効果が生まれる形となったのです。

「こんな大学案内は見たことがない」「これが大学案内だなんて、斬新だ」 そう言わせることがKINDAI GRAFFITIのゴール

近大には16学部52もの学科があり、大学案内1冊に全情報を網羅するには限界がありました。
そのため、大学案内には概要となる部分のみを掲載し、詳細は各学部のパンフに記載していたのですが、重複する部分も多くなり、「大学案内をファッション・カルチャー誌に」という改革に至りました。

結果、大学案内本誌には、これまで大半を占めていた各学部のカリキュラムや研究内容はほとんど掲載せず、学生たちのファッションなどのリアルな姿、実際のライフスタイルや等身大のメッセージなど、〝学生こそが大学の主人公であり、前向きで楽しいキャンパスライフ〟を前面に感じられる内容になっています。

これまでの形式を真っ向から打ち破るかとのような内容に、高校生や学校関係者から受け入れてもらえるかなどの不安もあったそうですが、大学に寄せられる声は「見やすい」「大学の雰囲気まで伝わる」「自分が通っている姿がイメージしやすい」など、好意的なものが多いそうです。

「このような大学案内は見たことがない。近大らしい斬新な試みだ」
と、周辺他大学からも言わしめた大学案内。そこにはグラフィティの編集方針が詰まった、近畿大学版のTOKYO GRAFFITIです。
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